私たちに出来ることは?
『ゼロエミッション』『リサイクル法』『アスベスト公害』…建築業界はいまや環境問題が山積みです。その中でも『ゴミ問題』は避けて通れない状況になってきています。建築現場で発生するゴミの処理はどうされていますか?
ゴミを回収し、ゴミ処理場にお金を払って処理してもらう・・・でも、いつまでも埋め立て場所があるわけではありません。
さらに埋めたゴミから出る有害物質の人体や生態系への影響など、まだまだはっきりしない問題もたくさんあります。
このままでは私たちの未来は一体どうなるのでしょう?
このままでいいのでしょうか?
建築業界に携わる身として、ゴミを極力減らしてリサイクルする。できる事から始めてみませんか?
わかってはいるけど…
建築廃材の中でも建材製品の廃材、特にサイディングを筆頭にした窯業系の建築廃材の処理は大変やっかいです。現場に搬入された製品の梱包を解いて、建物に合わせて切断して貼りつけて…ゴミはたくさん出るし、おまけに切断時の騒音もすごい…なんとかしたいですよね。
建築現場のゴミを少しでも減らすために、建材もプレカットして出荷するという方法があります。
試された方もたくさんいらっしゃることでしょう。うまくいきましたか?
実際にはなかなか…というのが本音ではないかと思います。
工場でプレカットするとなると図面も必要となります。今、あなたの会社で”プレカットやるぞ!”ってことになったらどうでしょう? “今でも帰りが遅いのに勘弁してよ!”って言いたくなりませんか? 技術的な面に加えて、こういった人的、時間的な面が更に足かせとなって、二の足を踏まれる場合が多いのではないでしょうか?
SHFはこんなことをやってきました
現場のゴミを少しでも減らしたい”プレカットをやろう”と考えた人たちの為に、私たちはサイディングをプレカット出荷するための割付図面や加工図面を作成する”図面データ作成代行”を行っています。
ソフトをつくる会社の強みを生かして、自分たちで開発したソフトを使い、お客様のお客様の代わりに図面を作成させて頂きます。
なんと言っても、自分たちが作った専用ソフトを使っていますから時間がかからないように工夫し、コストを抑えることも考えます。
おかげさまで、累計1000棟以上の物件の図面作成をさせて頂きました。 依頼して頂いたお客様とのコミュニケーションやオペレータのスキルアップに時間をかけ、図面の変更による手直しも承ってきました。 現場で実測寸法を基にして図面を作成したこともありました。そんな経験をさせて頂いたことは私たちの財産です。
住宅業界への実績と経験によるノウハウを生かして、皆様の建材プレカット業務のお手伝いをさせて頂いております。
なぜ販売しないの?
『プレカット指示が出来るソフトがあるんじゃないの?』
実は、サイディングの割付積算ソフトを工事店様や販売店様にご利用頂き、材料の板取をしたり副資材を拾ったりしています。また、サイディングのプレカットをするためのCAD・CAMソフトの開発も出来てはいるのですが…
『なぜソフトを販売しないの?』
構造部材はプレカット化が当たり前になっていますがサイディングの完全プレカット化はまだまだ…
現場の施工にいたるまでの課題が解決できるまでもう少し時間が掛かりそうです。
近い将来、必ずサイディングのプレカットも当たり前になる時代が来ると私たちは考えています。だからこそ今出来ることから初めています。
『今出来ることって?』
すぐに出来ることは、”プレカットをやろう”と考える方のお手伝いをすることです。
プレカットの”図面データ作成代行”と共に私たちがもつノウハウや情報を提供させて頂き、現場の課題をお客さまと一緒に考え解決していくことです。
将来、”サイディングのプレカットが当り前”になるためには、私たちはより現場に近いところで関わりを持たせて頂く事が重要だと考えています。
提携加工工場から加工した製品を現場出荷
御社に代わって、サイディングの加工図面を作成します
私たちの考えに賛同して頂いている提携工場がございます。加工図面からサイディング一枚一枚の加工データを作成し、提携加工工場に送り加工工場から加工した製品を棟別に現場出荷いたします。
サイディングプレカット図面受託サービスをご利用頂くまでの流れ
サイディング加工図面を作成する場合
お打ち合わせ
スムーズにお仕事をさせて頂くために下記のような取り決めをいたします。
- サービス範囲の取り決め
サイディング以外に下地合板、軒天等が可能です - 割付ルールの取り決め
- 図面のお預かり方法
- 図面のお引渡し方法